3.1 配列の表示形式
空白行の数
要素の並びは以下のルールに従う。
- 最下位の軸は横に並ぶ。従ってリストは横に要素が並ぶ。
 - それ以外の軸は縦に並ぶ。下から\(n\)番目の軸のセル間には\(n-2\)行の空白行が置かれる。
 
例を以下に示す。
   4⥊∞            # 1次元なので横に並ぶ
⟨ ∞ ∞ ∞ ∞ ⟩
   2‿4⥊∞          # 下から2軸めは上下に並ぶ
┌─
╵ ∞ ∞ ∞ ∞
  ∞ ∞ ∞ ∞
          ┘
   2‿2‿4⥊∞
┌─
╎ ∞ ∞ ∞ ∞
  ∞ ∞ ∞ ∞         # 下から3軸めのセル間には1行の空白行が挟まれる
  ∞ ∞ ∞ ∞
  ∞ ∞ ∞ ∞
          ┘
   2‿2‿2‿4⥊∞
┌─
┆ ∞ ∞ ∞ ∞
  ∞ ∞ ∞ ∞
  ∞ ∞ ∞ ∞
  ∞ ∞ ∞ ∞         # 下から4軸めのセル間には2行の空白行が挟まれる
  ∞ ∞ ∞ ∞
  ∞ ∞ ∞ ∞
  ∞ ∞ ∞ ∞
  ∞ ∞ ∞ ∞
          ┘
rank表示
REPLで表示された配列は要素だけでなくrankが左上に置かれたギズモ(小さなシンボル)で表されている。
- rank=0(単位配列)の場合は"
┌"の直右・直下に"·"が置かれる。 
   <∞
┌·
· ∞
    ┘
- rank=1の場合はギズモは表示されない。
 
   4⥊∞            # 1次元なので横に並ぶ
⟨ ∞ ∞ ∞ ∞ ⟩
- rank=2の場合は"
┌"の直下に"╵"が置かれる。行間に空白をおいてないと単なる縦線に見えてしまうが、実は分離されているので縦に2つ積み重なっていることが表現されている。 
   2‿4⥊∞
┌─
╵ ∞ ∞ ∞ ∞
  ∞ ∞ ∞ ∞
          ┘
- rank=3の場合は"
┌"の直下に"╎"が置かれる。 
   2‿2‿4⥊∞
┌─
╎ ∞ ∞ ∞ ∞
  ∞ ∞ ∞ ∞
- rank=4の場合は"
┌"の直下に"┆"が置かれる。 
   2‿2‿2‿4⥊∞
┌─
┆ ∞ ∞ ∞ ∞
  ∞ ∞ ∞ ∞
- rank=5の場合は"
┌"の直下に"┊"が置かれる。 
   2‿2‿2‿2‿4⥊∞
┌─
┊ ∞ ∞ ∞ ∞
  ∞ ∞ ∞ ∞
- rank≥6の場合は"
┌"の直右にrank数が置かれる。 
   2‿2‿2‿2‿2‿4⥊∞
┌6
┊ ∞ ∞ ∞ ∞
  ∞ ∞ ∞ ∞